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秋田でアジア初のワールドゲームズ
WORLD GAMES 2001

秋田県企画調整部長

羽川正道

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二〇〇一年開催、第二のオリンピック

 秋田県では、二〇〇一年の八月十六日から二十六日の間に「ワールドゲームズ」大会を開催することとしている。
 ワールドゲームズ、といってもなじみのない方が多いと思われるが、一言でいえばオリンピック種目以外のスポーツの世界大会、いわば第二のオリンピックということができ、四年に一度開催され、このたびは第六回大会になる。主催は国際ワールドゲームズ協会(IWGA)で、国際オリンピック委員会(IOC)および国際スポーツ団体総連合が後援をする。
 その種目は、「綱引き」「空手道」「エアロビック」など日本でもなじみのものに加え、「ペタンク」「コーフボール」といったなじみの薄いものもある。秋田大会においては、現在のところ約三十競技(公式種目二十六)の実施を予定しており、総参加人員は約二千五百人を見込んでいる。
 この大会は、スポーツの最高レベルの技を競うという点では、オリンピックと共通しているが、この大会ならではの特色もある。まず、選手は国の代表ではなく、それぞれの種目の国際競技連盟の代表として選ばれること、競技会場は原則として既存の施設を活用することなどである。
 秋田県における大会の誘致は、民間主導で行われたことが大きな特徴である。誘致活動は、秋田新幹線「こまち」開通に合わせたイベントとして、県内経済界関係者が発起人会を結成したことに始まる。時間的な制約からすぐの実現はならなかったが、発起人会の方々は、大規模な国際イベントを開催することによる多大な直接的、間接的な効果を狙えるとして、引き続き強力な活動を展開してきた。
 そして、その開催要請を受けた県としても、民間の熱意にこたえるとともに、秋田県を売り出す絶好の機会になること、生涯スポーツの普及、国際交流の推進等多くのメリットが考えられることから、議会の支持を受け立候補を決め、官民一体となって誘致運動を展開してきた。幸い、アジア・太平洋地域での初めての開催であること、都市でなく県としての立候補であること等から、IWGAの支持を得ることができ、一九九六年十月にIWGA総会で開催が正式決定した。
 大会の運営は、行政、民間で構成する(財)秋田ワールドゲームズ二〇〇一組織委員会が当たり、総額十五億円の開催経費も行政と民間が折半して賄うこととしている。
 今後は、知名度の低いワールドゲームズをどのようにPRしていくか、運営に当たるボランティアをどう育成していくか、さらには県内に競技団体のない種目の受け皿づくりなど多くの課題を抱えているが、この二十一世紀の幕開けにふさわしい大会を成功させるべく、県民を挙げて取り組んでいる。
 二〇〇一年の夏には、全国各地から多数の皆さまの来県を期待しているところである。

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