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地域だより

岐阜県 東京・六本木に情報拠点施設をオープン

 岐阜県は昨年十月、東京・六本木の「ラピロス六本木」ビルに、県の情報発信拠点「ラピロス六本木」を開設した。
 地上十階、地下二階の同ビルのうち、ラピロスは二、八、十階の三フロアに入居。二階には県産品販売、観光情報コーナー、パーラーがある。
 八階は二百五十人収容のホールで、県の文化、産業など各種イベントを開催する。十階は「ぎふ倶楽部」で、県民や県ゆかりの人たちの語らいの場になっている。
TEL:〇三-五七七一-五二二一

秋田県で全国花のまちづくり大会

 秋田県は五月七、八の両日、秋田市などで「全国花のまちづくり秋田大会」を開く。花のまちづくりの意識高揚と花き産業の振興が目的で、県のほか秋田市、昭和町、井川町、大潟村などが主催する。
 七日は式典のあと女優、浜美枝さんの記念講演や事例発表、パネルディスカッションなどが行われる。事例発表では仁賀保町の職員、太田町の中学校教諭、鹿角市の八幡平地域連合婦人会代表などが花のまちづくりに地域ぐるみで取り組んでいる体験などを報告する。
 パネルディスカッションは比嘉照夫琉球大学教授をコーディネーターに、事例発表者をパネリストとして行われる。
 八日は大潟村の「菜の花ロード」、井川町の「日本国花苑」、昭和町の「ブルーメッセあきた」などを見学する。

静岡県豊田町 「香りの博物館」オープン

 豊田町は昨年十一月、同町立野に香り専門の博物館「パルファン・フォーレ」を開館した。同町ゆかりの熊野(ゆや)御前(平安時代、内大臣・平宗盛に仕えた女性)にちなんだ香炉や十種香箱など日本の香道具類を中心に、世界の香水びんなど香りにまつわる美術工芸品を展示している。
 パルファンは本体の博物館と香りの公園から成っている。博物館は敷地千二百七十平方メートル、建物鉄骨二階建て延べ七百七十平方メートル。一階はカフェテラス、ミュージアム・ショップ、体験コーナー、二階には展示室、香りの小部屋、企画コーナーなどがある。
 体験コーナーでは自分用の香水作りに挑める。香りの小部屋では映像とともに香りを実体験できる。また、企画コーナーでは香をたいてみやびな世界を楽しむことも可能。カフェテラスでは新鮮野菜とハーブにこだわった料理を味わえる。
 一方、同館の向かいには一万平方メートルの香りの公園がある。ローズマリー、バジルなど約十五種の香草類が栽培されているほか、キンモクセイ、ヤマモモなど約十五種の香木類も植えられている。
 博物館の総建設費は約四億円、公園のそれは約三億六千万円で、アルバイトを含め二十一人が運営に当たっている。入館料は大人三百円、高校以上の学生二百五十円、小・中学生二百円。

安房トンネルが開通 岐阜県、緊急対策を推進

 岐阜県の飛騨と長野県の中信地域を最短距離で結ぶ「安房トンネル」が十二月六日、開通した。従来、クルマで高山市から東京都まで約七時間半かかっていたが、中部縦貫自動車道の完工待ちとはいえ、今回のトンネル開通で、いずれそれが約四時間とほぼ半分に短縮される。
 全長四・三キロ、昭和五十五年に着手された工事は七三度もある高温湧水、ぜい弱な地層などで、“世紀の難工事”といわれたが、わが国の土木技術の粋を集め、十七年の歳月を費やし、やっと完成にこぎつけた。
 総工事費は約八百六十億円。中部山岳国立公園内にあるため、自然環境にも配慮した「エコロード」となっている。これによりヒト、モノ、情報の新たな流れが起こり、観光だけでなく生活や産業も活性化する、と期待されている。
 一方、開通を記念し、いろいろなイベントが実施あるいは計画されている。東京から飛騨まで飛脚姿のランナーが著名人の祝福メッセージをリレー方式で運ぶ「飛騨の国よしきへの飛脚便」。
 上宝村は「トンネル内自由散策」や「北アルプス横断マラソン」を実施した。また、県は健康食料供給基地、北アルプスゴールデンルート、ガラス工芸村づくりなど、多くの緊急対策を推進することにしている。

茨城県龍ケ崎市 「うな丼」を観光資源に

 龍ケ崎市はこのほど、伝説を掘り起こした結果、「うな丼」が江戸時代後期、同市の牛久沼で誕生したことが明らかになったとし、今後観光資源の目玉に加えることにした。
 当時の牛久沼は、現在の常磐線付近まで水域があり、渡し船が重要な交通手段だった。船着き場はいつも旅人でにぎわっていた。
 伝説によると、ある時、うなぎの大好きな大久保今助という人が船着き場近くの茶屋で、うなぎのかば焼きとどんぶり飯を注文した。
 いざ食べようとしたとき「船が出るぞー」の声。あわてた今助はかば焼きをどんぶりにかぶせ、船に乗り込んだ。
 対岸に着き、食べ始めたところ、これが絶品。茶屋にそのことを伝えたことから「うな丼」が誕生した、という。
 十一月初旬、このことがテレビ東京で紹介されたことにさらに気をよくした同市は「いま五、六軒のうなぎ屋が軒を連ねている二キロ弱の国道六号沿いを“うな丼街道”と名付けようかと思案中」といい、「今後新聞、雑誌類でのPRにも力を入れたい」と張り切っている。

新地域づくりへの提案 「上九一色村にいらっしゃい」

 都会の消費者と地域の生産者が手を携えて、二十一世紀の新しい地域づくりはできないか──。「上九一色村酪農休暇村を考える会」がこうした問題への手づくり“提案”として、このほど「上九一色村にいらっしゃい」をごま書房から刊行した。
 富士山麓に広がる山梨県上九一色村は「酪農の里」だが、豊かな自然、マイナスイオン、おいしい水など“健康の里”としての条件もそろっている。
 だが、ここを単なる観光地にしてしまっては本当の地域開発にならない、と週末を村で過ごすウイークエンダー、岩崎輝雄(健康評論家)、恵美子(ライフデザイナー)夫妻や温泉療法、生気象学、保養地学などの専門家と地域の酪農家たちが話し合い、その中からさまざまな提案をしている。
 最高のぜいたく・ウイークエンダーの日々、誇りをもって働く・デイリーファーマーの暮らし、農業の未来を考える・明日へのメッセージ、明日の酪農健康基地・デイリーファーマー構想など。
 そして、「心身の回復」「病気の治癒」「緊張の緩和」などを意味するドイツ語のエアホールンクの村に、上九一色村こそ最もふさわしい、という。
 地域づくりに携わる人たちには参考となる書。変形B6判、二三〇ページ。定価千三百円(税別)。

センター通信

今月のセンター通信はお休みです。


笑顔がいちばん! 放映予定


1月18日──奈良県榛原町・宇陀郡6町村
             宇陀探訪フェスタ
1月25日──東京都新島村 ガラスアートで国際交流
         立川市 うどは立川の旬
2月1日──大分県玖珠町 ふるさとキャラバン隊の活躍
         竹田市 水の国WAKUWAKU農園
2月8日──大阪府高槻市 水と緑のきらめきの町
         枚方市 人と人のふれあいの町

TBS系毎週日曜日午前7時30分〜午前8時
*一部で放映日時が異なる地域があります。

首長センター来訪

●10月13日 千葉県船橋市 藤代孝七市長
●10月22日 鹿児島県出水市 矢野克視市長
●10月28日 鹿児島県与論町 平田敏秀町長
●11月28日 新潟県上越市 宮越馨市長


イベントコーナー

★日本橋プラザビルイベントスペース

11月12日〜13日   高岡地区広域圏事務組合   高岡地区広域圏観光・物産展
11月17日〜18日   山形県鶴岡市   やまがた鶴岡 観光と物産市
11月26日   福島県くだもの消費拡大委員会   福島産“ラ・フランス”・“ふじ”フェアー



★ふるさと情報プラザイベントスペース
 
11月4日〜14日   盛岡市、雫石町、葛巻町、岩手町、西根町、
滝沢村、松尾村、玉山村、紫波町、矢巾町、安代町
  雪銀河 盛岡広域スキー・
温泉・観光ポスター展
11月17日〜28日   宮古市・陸中海岸魚彩王国実行委員会   陸中海岸魚彩王国観光展


■編集後記

あけましておめでとうございます。
地方自治の大転換機を迎え、みなさま方のますますのご活躍を祈念いたします。
▼かねがね“食”に対する地方自治体の関心は予想以上に強いものがある、と感じていました。農林漁業の第一次産業を主幹産業とする自治体がいまなお多いことや、日本列島が海の幸、山の幸に恵まれ、食材が豊富なせいなどのためでしょうか。そこで、今月は料理、食材を含めた“食”により、活性化を図っている自治体をとり上げてみました。
▼事例の中には岩手県東和町の産直センター、焼津市のさかなセンターなど、既に有名なところも含まれています。しかし、これらについては事業の「その後」「今後の展望」などが知りたく、この点を中心にご執筆をお願いしました。「そば」は過去、扱っているので、除外しました。
▼カラーグラビアは各地の正月の伝統行事・祭りを集めてみました。ただし、比較的歴史が古く、ユニークでかつ全国的知名度はいまひとつ──などを基準に選びました。
▼特集に当たっては農水省の井上隆昭前消費生活課長、長銀総合研究所の藤澤研二産業第三部主席研究員、一部自治体の方々のご意見を参考にさせていただきました。本当にありがとうございました。(広角鏡)




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