nagare.GIF yuyake.GIF


地域産品観光おこし研修会
七十七人が参加、グループW好評
精神性、非合理性などが重要に


「第六回地域産品・観光おこし研修会」が十月二十、二十一の両日、東京・港区の虎ノ門パストラルで開催された。
 この研修会は、地方公共団体や観光協会の地域産品開発および観光振興の担当者を対象に、(財)地域活性化センターと(社)日本観光協会の共催により平成四年度から開催されているもの。全国から七十七人の参加があった。
 研修会はまず、地域の資源を活かした産品開発や観光資源づくりの方策などについて、専門家の講演を聞き、それから「あるまちの事例」をビデオで擬似体験して、地域産品・観光おこしについてグループワークするもので、参加者から好評を得ている。
 当センターの堤新二郎常務理事と日観協の櫻井清常務理事のあいさつのあと、東京の(株)玄の政所利子代表取締役が講演。政所氏は「地球時代のヒト・モノ・マチづくり戦術」と題して、これからはモノづくりの価値が見直され、「職人の手作り」のようなヒトの気持ちを癒す人間の知、精神性、非合理性といった要素が重要になっていくであろう、と述べた。
 午後は長野県野沢温泉の旅館、「さかや」の森行成社長(野沢温泉村村議会議員)の講演が行われた。森氏は「地域も、街も、みんな商品」と題して、観光振興策について、自らの体験も交えながら、発想の転換やイメージ戦略の重要性などについて語った。

白熱したやりとりのグループW

 グループワークは、二日間にわたって行われた。十のグループに分かれ、事例地となった岐阜県古川町について、それぞれ白熱した意見のやりとりが行われた。一日目に産品と観光による地域振興の企画がまとめられ、二日目にはグループワークの結果が発表された。
 各グループの発表については、講師のグリーンビジネスプロデューサー・鈴木俊博氏が講評。同時に鈴木氏は、地域活性化戦略について、具体的な事例をあげながら企画の立て方を説明した。
 各グループともメンバー自らの経験をもとに、多種多様な企画立案が進められ、自分のまちも今後、グループワークの事例地にしてもらいたいという声が出ていた。
 また、研修会後のアンケートでは、グループ演習が好評で、時間をかけて取り組んでみたい、との声も聞かれた。




●1月号の目次へ