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第11回地域イベント実務研修会
官民の知恵集まるイベント研修会

業務第一課副参事

佐藤伸治


 (財)地域活性化センターの主催する「第十一回地域イベント実務研修会」が、十月十五日から十七日までの三日間、東京・新宿区の(財)日本青年館で開催され、地方自治体の職員や民間団体から六十六人が参加し、イベントに関する1.講演2.グループワーク3.優良事例の紹介─などを行った。

地域振興のカギは品種改良

 研修第一日目、センターの吉田弘正理事長が「イベントは地域づくりの有効な手段のひとつ。官民の知恵を合わせ実りある研修会にしていただきたい」とあいさつ。
 続いて、地域づくり団体全国協議会顧問・室井澄生氏の「祭りとイベントにみる地域おこし」と題した講演が行われた。その中で同氏は、「祭りの面白さは品種改良にあり、地域振興のカギもここにある。つまり、いろいろな地域と交流し、良いものを採り入れ、新しいものを作り上げることが大切で、それを成功させるには担当者の知恵と努力が必要」と述べた。

良いイベント六つの条件

 オリエンテーション・講演では、地域活性化コンサルタントの松井渉氏が、イベント運営方法や広報の在り方など基礎的な内容を中心に講演。この中で同氏は、良いイベントの条件として1.誰でも参加できる2.ルールが簡単で、結果が目に見える3.費用に対し、効果が絶大4.その地域に産業と呼べるだけの規模がある5.赤字にならない6.ほかではまねできない、あるいはほかがまねしても対抗し得るオリジナリティがある─の六項目を提示した。

グループワークで意見交換

 二日目のグループワーク研修ではまず、福井県武生市と群馬県松井田町を例に挙げ、全く条件の異なる二地域で、どのようなイベントを行い、地域おこしを展開していくかを論じ合った。各グループとも、活発な意見が飛び交い、ユニークなアイデアを競った。
 同日午後からは、優れたイベントの事例として、第一回ふるさとイベント大賞の大賞に輝いた富山県高岡市の「万葉集全二十巻朗唱の会」より開洋子氏(高岡市万葉まつり実行委員会・高岡市商工労働部観光物産課観光係長)、同優秀賞の静岡市の「大道芸ワールドカップイン静岡」から甲賀雅章氏(大道芸ワールドカップ実行委員会チーフプロデューサー)をそれぞれ招き、実際の担当者でしか分からないイベント成功のノウハウなど貴重な話を拝聴した。
 最終日のグループワーク各チームの発表は、B─4(写真)が最優秀チームに、A─5が優秀チームにそれぞれ輝き、全日程を終了した。




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