
|
|
|
|
平成九年度ふるさとづくり事業について |
|
自治大臣官房企画室
|
|
|
地域の特色を生かして、自主的・主体的に地域の活性化を図ることが重要な課題になっている。ふるさとづくり事業は、昭和六十三年度から平成元年度にかけて実施された「自ら考え自ら行う地域づくり」事業(いわゆる「一億円事業」)を契機として、全国で展開されている地域主導の取り組みを支援するための施策であり、平成九年度のふるさとづくり事業については、本年七月三十一日に事業の指定をした。
事業の指定は、新規分と継続分について、それぞれ行ったが、新規分については五百四十六団体(三十九道府県・十指定都市・四百九十七市町村)が行う八百十九事業(道府県百六十五事業・指定都市三十一事業・市町村六百二十三事業)を指定した。その平成九年度の事業費は、新規分二千百三十一億円、継続分九千九百六億円、合計一兆二千三十七億円となっている。
平成九年度に新規指定したふるさとづくり事業をいくつか紹介する。
開拓歴史広場整備事業
北海道上富良野町
先人の開拓の苦難の歴史と十勝岳噴火泥流災害復興の苦闘の歴史を展示品、写真などを通じて幅広く町民の郷土史学習、防災意識高揚の一助となるよう開拓記念館を建設するとともに、歴史広場を整備する。
全天候型多目的施設建設事業
北海道札幌市
四万三千人収容の全天候型多目的スタジアム(ドーム型スタジアム)を建設し、市民に開放するとともに、ワールドカップサッカー大会の会場としても利用する。
おらほのまちの川づくり事業
青森県
おらほのまちの川(私たちの町の川の意)県内九河川(十一カ所)の親水護岸などの河川環境整備を行い、人と川の交流の場、地域活動の拠点として利用する。
(仮称)おくたまコミュニティセンター建設事業
東京都奥多摩町
当施設を建設することにより、高齢者・世代間交流、ふれあいの拠点施設に位置づけるとともに、各種運動機器の活用と温泉との相乗効果により、町民の健康増進や健康管理に資する。
国際交流センター建設事業
新潟県
国際コンベンション機能(国際会議場)、国際交流支援機能(情報提供、交流ラウンジ、研修室等)などを備えた国際交流センターを整備する。
(仮称)どんぶり会館建設事業
岐阜県土岐市
「美濃焼きのまち」として親しまれている市の産業・文化の紹介や展示を中心として、産業・観光PR機能、情報発信・交流機能をもった拠点施設を整備する。
丹のまちパーク建設事業
京都府丹波町
周辺住民の憩い、交流の場としての多目的広場、大人数での会議、集会などに対応できるコミュニティ施設、さまざまなイベントに活用できるミニステージを一体的に整備する。
薬草薬樹公園周辺整備事業
兵庫県山南町
薬草風呂、薬膳料理調理実習室、展示資料室、コミュニティホールなどからなる薬草薬樹研修・交流施設および周辺広場・公園を整備する。
(仮称)砂丘博物館整備事業
鳥取県
鳥取砂丘を紹介するための展示施設の整備であり、砂丘館(鳥取砂丘の展示)、砂漠館(世界の砂漠の紹介)、テーマロード(通路状の展示エリアで映像水族館等)などからなる。
図書館・歴史資料館建設事業
佐賀県武雄市
「市民文化の森構想」の中核施設として、住民の学習機会を増やす図書館と貴重な文化財などの展示を行う歴史資料館を一体的に整備する。

●10月号の目次へ