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利賀村とツクチェ村舞台に映画製作

長や職員も出演

 友好姉妹村提携しているツクチェ村(ネパール)と利賀村(富山県)を舞台にした映画「ミテリ・ガウン」(邦題「愛の架け橋」)がこのほど完成、話題を呼んでいる。
 同作品はネパールの三十九歳の若手監督ガガン・ラル・シャレスター氏の手になるもので、両村が日本・ネパール国交樹立四十周年を記念しネパールのカトマンズで開催した「利賀・ツクチェむらおこし交流展inネパール」の現地報道を見て製作を思い立った。ストーリーは利賀村の青年がツクチェ村を訪れ村の娘を好きになり、困難を乗り越え結ばれる、というラブロマンス。
 主役の青年野津晴任、娘ガンガ役など出演の大半はネパール人だが、宮崎道正利賀村村長、役場の職員などが村長役、青年の両親役で出演しているのがユニークなところだ。昨年の夏からクランクインし、製作費二千万円を投じこのほど完成した。利賀村では、同村でのロケ費用や渡航費用の半額を負担した。作品はネパールだけでなく日本国内でも全国各地で上映の予定。同監督は売り上げの二五%をツクチェ村おこしの基金にする考えだ。
 利賀村は、劇団SCOT(鈴木忠志氏主宰)と建築家磯崎新氏が共同で築いた合掌造りの利賀山房を舞台として、昭和五十七年から毎年夏、世界演劇祭「利賀フェスティバル」を開催、一躍「利賀村」の名を全国に広めた。その後、ソバの里という共通点から、平成元年にツクチェ村と姉妹村提携、同年からツクチェ村の仏教僧を招き、利賀村にツ村と同じ曼荼羅の仏画を製作したほか、平成四年には「世界そば博覧会」を開催するなど地方からの国際的情報発信に熱心に取り組んできた。

「杜(もり)の賑い・日本列島花絵巻」開催


「日本列島花絵巻」実行委員会(委員長・下竹原弘志社団法人国際観光旅館連盟会長)は十一月二十九、三十の両日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで、日本全国の伝統芸能・祭りを一堂に集めたスペシャルイベント「杜の賑い・日本列島花絵巻」を開催する。今回のテーマは「北から南から風が運ぶ華の踊り」と「黒潮と風が運ぶ、唄と踊りのルーツを訪ねて…」の二つで、運輸省など後援、(財)地域活性化センターなど協力、(株)日本交通公社などが特別協賛の予定。
「杜の賑い」は、地域に埋もれた、あるいは忘れ去られようとしている芸能や祭りを掘り起こし、見つけだして全国に発信することにより、地域活性化と国内旅行の活性化、伝統文化の保護育成などに寄与することを目的に、昭和五十七年からスタート。これまで全国各地で開催されてきたが、今年は十五周年を迎え初めて東京で行う。今回は特別記念として、これまでに行った演目のうち、最も好評だった正調江差追分(北海道)、百鹿群舞(岩手)、御陣乗太鼓(石川)、佐渡おけさ(新潟)、牛深はいや(熊本)、エイサー(沖縄)ほか十数の演目について、披露する。




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