nagare.GIF yuyake.GIF



目指そう!「新・新潟価値づくり」

新潟県知事

平山征夫

 豊かな自然に恵まれた新潟県。その自然はたくさんの恵みをもたらし、温かな人情を育んできました。そして、日本海に面し古くから大陸との交流拠点でもあった新潟県は、いま、来るべき「日本海大交流時代」の拠点として、飛躍的な発展を目指しています。
 二十一世紀を目前に控えたいま、少子高齢化、産業の空洞化をはじめ、乗り越えていかなければならない諸課題に全力で取り組みながら、「やさしさと活力に満ちた『ニューにいがた』」づくりを県民と一体となって推進しているところです。
 このようななかで、私は「真・地方の時代」へ向かって歩み出すいまこそ、「ものの豊かさに加えて心の豊かさ」が感じられるような、そして県民すべてが故郷に誇りを持ち、生きがいを持って生活することができるように、これまで新潟が育んできた「越後の宝もの」に新たな価値を付け加えていく「地域価値」の創造、すなわち「新・新潟価値づくり」を目指すことが県政の重要なテーマであると考えます。
 基本的には「自分たちの地域は、自らの手で創造していく」ことであり、これまでの新潟県が育んできた歴史、文化、自然などの地域資源を新たな目で見直し、新たな価値を付け加え、地域の価値を創造していくこと。つまり新潟だからできること、新潟しかできないことに地域が主体的に取り組んでいくことを目指しています。
 ここから「新・新潟価値づくり」がはじまるものと考えます。
 たとえば、当県の大潟町では一年かけて、地域の宝ものを調査し、地域の価値を再発見しました。地域の財産である松林再生の思いから町民一体となって、清掃・美化運動に励んだ結果、松露(キノコ)が復活したのです。
 このように、県民が主役となり、地域にある資源を再発見し、創造と工夫によって夢のある「地域価値」を創りあげ、その「価値」を県内外に発信していくことが大切であると考えています。
 そこで、当県では、首都圏における総合的な情報発信活動拠点を平成九年六月に開設します。名称は「表参道・新潟館ネスパス(NESPACE)」です。どうぞ、ご期待ください。


●2月号の目次へ