地域だより

弥五郎伝説の里整備 大隅町(鹿児島)に

 鹿児島県の大隅町はこのほど「弥五郎伝説の里整備事業」として、弥五郎まつり館・健康ふれあい館・イベント広場などを整備、オープンした。
 同事業は地域づくり推進事業の一環とし、平成三年から七年度にかけ、約二十九億円をかけて整備した。
 主な内容は、一九・五ヘクタールの敷地内に福祉保健センターと準天然温泉などのある健康ふれあい館。大隅町の歴史文化観光などを紹介する弥五郎まつり館。屋外には遊びの広場、水の広場などが設けられ、全体の象徴として高さ十五メートル・ブロンズ製の弥五郎銅像を設けている。
 なお弥五郎まつりは九百年の伝統をもつ鹿児島県三大祭りのひとつ。

新見庄愛の書状大賞 全国から二千点が

 岡山県新見市が、中世の新見庄に実在した農村女性「たまがき」の書状にちなんで創設した「新見庄愛の書状大賞」に、全国から千九百六十五点の作品が寄せられ、大賞(郵政大臣賞)に神戸市の主婦・浜勝江さん(三三)の作品が選ばれた。
 「たまがき」は一四六三年、代官・祐清の身の回りの世話をした女性で、祐清への想いを忍ばせた手紙「たまがき書状」(国指定重要文化財)が京都府立総合資料館に保管されている。
 新見市は、この故事をまちおこしに引用、さまざまな催しを行っており、「愛の書状大賞」もその一環として行われた。

四月に那覇ふ頭で 世界帆船フェス

 沖縄県と那覇市などが主催する「世界帆船フェスティバル in 沖縄」の開催要綱が決まり、このほど発表された。
 この大会は大阪市が主催する世界帆船レース「SAIL OSAKA '97」(香港−沖縄−鹿児島−大阪)の一環とし、沖縄県が本土復帰二十五周年事業として位置づけて行われる。
 「世界帆船フェスティバル in 沖縄」の開催は四月十日から十三日まで、那覇ふ頭で開かれ、帆船一般公開のほか、首里城公園での船長レセプション、国際通りでの乗員市内パレード、奥武山運動公園での乗員スポーツ交流などのイベントが予定されている。

鳥栖市で情報誌 ネストを創刊

 佐賀県鳥栖市はこのほど、『鳥栖市情報マガジンNest』(B4判カラー十四ページ)を発刊、関係先に配布した。
 同誌は今後、年二回の割合で発行(企画課)するが、創刊号では九州の高速道路を結ぶ地点から「クロスロード」を特集している。
 Nest(ネスト)は英語で「巣」を意味し、鳥樔郷にちなんだ鳥栖の地名に由来するもの。

伊東(伊豆半島)で 早春の甘夏みかん狩り

 静岡県伊豆半島東岸にある伊東みかん園協会(伊東市)に加盟する宇佐美、湯川、城ケ崎、吉田地区のみかん園は、二月一日から一斉に「甘夏みかん狩り」を開始する。
 期間は二月一日から五月末日までの四カ月間で、料金は三百円から。
 問い合わせは伊東観光協会
 Tel.〇五五七−三七−六一〇五

全国の伊勢音頭が一堂に 里帰り大会に四百人

 伊勢神宮内宮鎮座二千年を祝う「第一回里帰り伊勢音頭全国大会」がこのほど、伊勢市の観光文化会館で行われた。
 伊勢参りに訪れた人たちが各地に伝え、その後変化した伊勢音頭を、発祥の地・伊勢に里帰りさせ、交流の機会をもとうとするのが狙い。
 この大会は二日間にわたって行われ、県内外から四十団体、約四百人が参加した。

センター通信

副会長に土屋氏を選任 長野氏は顧問に

 (財)地域活性化センターは十二月十日、第四十二回理事会を開き、長野士郎氏(前岡山県知事)の副会長辞任を承認し、新副会長に土屋義彦氏(全国知事会長、埼玉県知事)を選任しました。また長野氏は顧問に就任しました。

地域活性化フォーラム 二月十五日、東京・新橋で

 (財)地域活性化センターは二月十五日午後二時から、東京・港区新橋のヤクルトホールで「地域活性化フォーラム」を開催します。
 このフォーラムは地方自治法施行五十周年を記念して開くもので、テーマは“Iターンで地域を拓く”。参加対象はIターン希望者、地方公共団体関係者など約五百人。勝部領樹氏をコーディネーターに、パネルディスカッションなどを行います。

ふるさと探しフェア 二月八日から東池袋で

 国土庁主催のふるさと探しフェア97(地域活性化センター協力)は二月八日、九日の二日間、東京・豊島区東池袋の池袋サンシャインシティで開かれます。このフェアには全国各地の企業と地方自治体が出展します。

首長来訪

▼香川県池田町八木荘一郎町長(十二月五日)

「笑顔がいちばん!」放映予定

2月2日──沖縄県北部広域圏 熱帯の風となれ・花となれ
2月9日──佐賀県大町町 かごかき競争によるまちづくり
      神埼町 縁が結ばれる水と緑の町
2月16日──京都府宇治市 歴史とロマンあふれるお茶の里
      長岡京市 細川ガラシャにちなんだまちづくり
2月23日──熊本県中央町 石の文化のまち
      長洲町 金魚と鯉の郷
TBS系、毎週日曜日
午前7時30分〜午前8時
*一部で放映日時が異なる地域があります。

山本成美氏(やまもと・しげみ=前(財)地域活性化センター副理事長)十二月十一日午前五時十分死去、七十歳。葬儀・告別式が十三日午前十時から東京都杉並区梅里の清見寺光雲閣で行われました。喪主は妻宮(みや)さん。自宅は港区三田四−一七−一九−三〇七です。
  山本氏は昭和二十四年自治省入省、兵庫県民生部長、北海道総務部長、自治大臣官房審議官などを経て平成元年四月から五年三月まで(財)地域活性化センターの副理事長を務められ、同年四月から東京海上火災保険(株)顧問を務めていました。

イベントコーナー

★日本橋プラザビルイベントスペース

12月2日   静岡県川根町   いっぷくに寄っとくれお茶一杯やらっかい!
12月4〜6日   北海道小樽市   ちいさな ちいさなふるさと小樽展
12月11日   山形県中山町   新鮮なかやま市
12月12〜13日   滋賀県甲西町   滋賀甲西観光・物産キャンペーン


★ふるさと情報プラザイベントスペース

12月2〜20日   山口県萩市   郷愁のながと路観光キャンペーン

■編集後記

  昭和六十三年六月号(16号)以来、今92号まで「浜の銀」または「浜野銀次郎」のネームで編集長・編集顧問を務めました。この間、ご執筆いただきました諸先生には、大変ご無理を申し上げました。また毎号のように寄せられた各方面からの激励、併せて厚く御礼申し上げます。
 「地域づくり」「まちづくり」のこの十年間を、最前線で見てまいりましたが、ふるさと創生を契機とした意識の変化には、目を見張るものがありました。その潮流は「人づくり」「ソフト化」「国際化」「高度情報化」など、あらゆる面に及び、まさに激動の十年であったと感じています。
 誌面構成は毎号、特集に力点を置きました。変わりゆく動向をキャッチし、どんな切り口でご紹介するか。限られた陣容で、どうすれば効果的かを模索しました。その結果、各現場からの報告をベースにすることにしました。その意味では毎号のように原稿を依頼する各地方公共団体の企画課には大変お世話になりました。平成五年九月号で農業を特集した際、読売新聞社の会長で当センターの最高顧問である小林與三次様に直接、地方ニュースの入手についてご下問を受けました。私は即座に、「わがセンターには三千三百の支局がございます」とお答えしましたが、それは各地の地公体のことです。十年間の編集を通じて最も印象に残る出来事でした。
 今後は「地域づくり団体全国協議会」(事務局・地域活性化センター内)のお手伝いをしますので、引き続きよろしくおねがいします。
 最後にスタッフとしてご協力いただいた大日本印刷(株)の鍋田幸江さん、(株)象形社の三宅邦夫君、カメラマンの小形又男君、松岡勉君に感謝申し上げます。(室井澄生)


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