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地域だより

百人一首のカルタを設置 富士山望む遊歩道に

 静岡県富士市の潤井川沿いの遊歩道に、百人一首のカルタ百枚が埋め込まれた。
 富士市は山部赤人の「田子の浦に打ち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ」の歌で百人一首とゆかりが深い。
 三月に完成した「カルタの小径」は富士商工会議所が市民に「一人が一首ずつの歌のオーナーになりませんか」と、寄付を募ってつくられた。結婚祝いや喜寿の祝いにといった応募者の中から、百人(個人、企業、団体)が抽選で選ばれた。
 カルタは縦六十センチ、横四十五センチの白御影石。一枚ずつに小倉百人一首による歌が一首ずつ、すべて平仮名で彫り込まれ、歌人の線画も一緒に彫り込まれている。「カルタの小径」となったのは富安橋から上流九百メートルまでの両岸で、富士の秀峰を仰ぎながら古歌を鑑賞し、散策できる新しい名所となった。

育児相談は任せて 子育て応援団設立――天塩町

 北海道天塩町で、町の呼び掛けで若い母親の子育てを支援するボランティア組織「健やか親子21てしお応援団」が五月連休明けに発足する。
 核家族化によって、若い母親は育児の悩みを相談するにも身近に肉親がいないなど、不安を抱えていることが多い。天塩町は児童福祉計画「エンゼルプラン」の策定に合わせ、父母らにアンケートしたところ、「子育ての相談相手がほしい」という声が多く、ボランティア組織の設立を促すことになった。
 応援団は母親を「お頼み団員」、福祉や教育の関係者らを「お任せ団員」とし、育児相談が行われる。また、子守ボランティアによる一時保育や絵本の読み聞かせ、親子と高齢者の交流会のほか、児童委員や教育経験者らを子育てサポーターとして育成することも計画している。

伊豆の味づくりの道場開設 市営宿泊施設内に――下田市

 静岡県下田市の市営宿泊施設「あずさ山の家」に、伊豆地域の特産品を使った「ふるさとの味」づくりのための「山の家道場」が開設された。
「山の家」ではこれまでも東京や神奈川県内からの宿泊客を対象に、炭焼きや正月の門松、凧などの手作り体験を実施してきた。二月にオープンした道場にはだれでも参加でき、サツマイモ、もち米など伊豆の産物を使った「芋アメ」や「おふくろまんじゅう」など、昔の味の作り方を学んでもらう。近い将来、新製品も開発して、商品化するきっかけにもするという。

高齢者宅に温泉を配送 六月開始――長久手町

 愛知県長久手町は、独り暮らしや体が弱った高齢者と身体障害者の自宅に、温泉の配送サービスを始める。
 町は温泉施設と福祉センター機能を備えた「福祉の家」(仮称)の建設構想を進めており、建設予定地で掘り当てた天然温泉を町営の「温泉スタンド」で町民に「百リットル百円」で販売している。この温泉を、自力で運べない高齢者宅や身体障害者宅に、月二回ずつ、温泉代金は本人負担とするが、配送費は無料でサービスする。
 町福祉課は「温泉スタンドには元気なお年寄りたちが毎日のように温泉を買いに訪れ、会話に花が咲く光景が見られる。外出しにくい高齢者たちにも、温泉を楽しんでもらえれば」と、六月から始まるサービスの準備を進めている。

買い物袋を全世帯に配布 環境に優しく――香良洲町

 三重県香良洲町は、スーパーなどでの日常のショッピングに使える買い物袋「マイバッグ」を全世帯(約千七百世帯)に無料で配布する。
 まちづくり女性懇談会や婦人会が、「レジ袋を減らし、環境に優しい町に」と提案し、町がさっそく応じた。レジ袋はナイロン製で、縦三十センチ、横四十五センチのサイズ。ファスナーの開閉で厚みを加減したり、内部にネットを付けたり、ひもの部分を伸縮できる工夫がこらされている。色は茶色。
 五月に配布するが、配布もまちづくり女性懇談会などが買って出ており、一軒ずつ配りながら、「ごみの減量に協力しましょう」と声をかける。
 汚れたり、紛失したりして追加の希望があった場合は、一個三百円の有料配布となる。

 

センター通信

牧会長が退任、新会長に村田純一氏を選任

 (財)地域活性化センターは三月二十一日、東京・平河町の全国都市会館で第六十回理事会を開き、当センターの牧冬彦会長が任期満了によって三十一日付で退任、新会長に京都商工会議所会頭で村田機械(株)代表取締役社長の村田純一氏を選任した。
 牧氏は神戸商工会議所会頭で(株)神戸製鋼所相談役だった平成十年十一月に会長に就任、センターの業務の発展に尽くされた。会長退任に当たって、「地域活性化センターの役割はこれからさらに重要性を増す。ますますの発展を祈念する」とあいさつした。

13年度予算案を承認 新理事も承認

 (財)地域活性化センターの第六十回理事会と第三十七回評議員会が三月二十一日開かれ、十三年度予算案と事業計画案を審議した結果、原案どおり承認された。予算は総額十四億三千百四十一万九千円で、前年度比七千八十三万七千円減。新規事業は(1)「わがまちづくり」を支援するための「わがまちづくりガイドブック」の作製・配布(2)「地域情報ガイド」(仮称)による地域産品、地域イベントなどの情報提供(3)地域イベントおこし研修会の受託事業(4)インターネット博覧会(インパク)に参加し、「わがまちづくり」優良事業を紹介―などである。
 また、次の理事新任も承認された。
▽笹山幸俊・神戸市長
▽村上政敏・(株)時事通信社代表取締役社長

富山県ミスチューリップがセンターを訪問

 富山県のイメージアップ・イベント「TOYAMA NOW」の一環として、ミスチューリップの北野えりさんと武隈奈央子さんが三月九日、東京・日本橋の(財)地域活性化センターに柳原瑛常務理事を訪問した。同イベントは、十日から十四日まで行われ、原宿の表参道をチューリップで装飾したり、チューリップの切り花をプレゼントした。また、富山と原宿の子供たちによる合同の合唱や、獅子舞・天狗舞のストリートパフォーマンスなどを繰り広げた。

首長来訪

▼長野県上山田町 小山 立町長(3月23日)
▼長野県上松町 佐々木金三町長(3月23日)

笑顔がいちばん!放送予定

5月6日──香川県牟礼町、引田町
      魅力の春讃岐路

5月13日──福岡県岡垣町、上陽町
      桜の花咲くまちづくり

5月20日──静岡県磐田市、袋井市 
      東海道400年遠州大名行列

5月27日──三重県伊賀地域
      春の伊勢路

TBS系、毎週日曜日
午前7時〜午前7時30分
*一部で放送日時が異なる地域があります。

インターネットホームページ「地域ホッと!サイト」開設!!
http://www2.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/guide/

 (財)地域活性化センターでは、ホームページ「地域づくり百科」(http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp)において、イベントと地域産品の情報を公開してきましたが、より多くの利用者に向け、一層魅力のある充実した地域情報を提供するため、これまでの情報に「おすすめスポット情報」を加え、地域の情報を総合的に提供できる新しいホームページ「地域ホッと!サイト」(http://www2.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/guide/)を5月から開設します。
 このホームページでは、地域から全国に向け発信される魅力ある情報を豊富に集約し、随時最新の情報を追加・更新していくため、いつでも新鮮な情報が入手できます。
 また、利用者の「使いやすさ」を何よりも重視し、初心者の方でも、楽しみながら簡単に情報を得られるようデザインや機能を工夫しました。地図上でクリックするだけでその地域の情報が得られる「全国マップ検索」を備えています。
 地域と全国の利用者を直接繋ぐ架け橋となることを目指します。どうぞご期待ください。

問い合わせ先=(財)地域活性化センター
業務第1課 TEL03-5202-6136 担当:飯田、杉村

イベントコーナー

日本橋プラザビルイベントスペース

3月実施イベント
3月14日〜16日   上山市(山形県)   かみのやまの観光と物産展
3月26日〜28日   草加市(埼玉県)   あっ、そうか! せんべいのふるさと草加
 
5月イベント予定
5月9日   吉川市(埼玉県)  
5月15日〜16日   姫路市(兵庫県)  
5月18日   大和郡山市(奈良県)  
5月25日   西脇市(兵庫県)  
5月28日〜29日   笠利町(鹿児島県)  


ふるさと情報プラザイベントスペース

3月実施イベント
3月5日〜16日   富山県   TOYAMA NOW
3月21日〜29日   北上市(岩手県)・弘前市(青森県)・角館町(秋田県)   みちのく三大桜名所
5月イベント予定
5月28日〜6月1日   北九州市(福岡県)  


●6月号予告
特集=水保全と環境

■編集後記

▼人はだれもが年をとる。ならば、心も体も健康に老いたいと願う。そんな人びとの願いにこたえるまちづくりを今月号では特集した。高齢者への施策ばかりではなく、壮年期ころからを対象とした施策についても集めてみた。
▼基調原稿で長寿社会文化協会の田中尚輝常務理事は「高齢者はまちを変えていくチャレンジャーであり、創始者である」と書いている。今回の特集の趣旨はまさにこのことである。自治体や地域は住民の健康な心身をつくることに意を注いでいるが、それにとどまらず、人生の先輩である高齢者たちの知恵や技を地域づくりのためにくみ上げようともしている。紹介した各地の事例は、そのような取り組みの実例に満ちている。
▼二年間、この機関誌『地域づくり』の奇数月号の編集を担当してきましたが、今月号で退くことになりました。地域の経営について実にたくさんのことを学ばせていただき、多方面の方たちに大変お世話になりました。今後も各地の元気な地域づくりの情報を編集までどしどしお知らせください。(地平線)




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