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富山県 世界の演劇公演で情感育む |
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2000年とやま世界こども演劇祭実行委員会事務局次長 |
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伊東 眞 |
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二〇〇〇(平成十二)年八月一日〜七日、富山市の県教育文化会館、市民芸術創造センター、オーバード・ホールや高岡市の県高岡文化ホールを会場として、「2000年とやま世界こども演劇祭」が開催される。世界各地で隔年ごとに開かれており、わが国で初めての開催となる。
国際理解と友好親善深める
「わたしたちが未来をきずく」をテーマに、海外の子供たちの優れた劇団を招き、演劇公演やワークショップを行って、国際理解と友好親善を深め、子供たちの豊かな情感を育む世界規模のイベントである。
富山県では一九八三(昭和五十八)年、置県百年記念事業として富山国際アマチュア演劇祭を開催して以来、これまでに五回の国際演劇祭を開催した。演劇を通して相互理解と友情の推進を図るアマチュア演劇のセンターとしてその実績が認められ、国際的に高く評価されている。一九九八(平成十)年には、アメリカ地域演劇協会国際演劇祭において、モナコ、アイルランドとともに、特別功労賞受賞という栄誉に輝いた。
海外から23団体招待
世界こども演劇祭の参加劇団は、海外から申し込みのあった四十五カ国七十二団体から、国際選考委員会により、海外二十三カ国二十三団体を選んだ。本県と友好関係にある中国遼寧省、ロシア沿海地方、韓国江原道などの環日本海地域をはじめ、実行委員会を構成する文化団体の友好国、ハンガリー、モナコから、また、世界こども演劇祭発祥のドイツから、そして、知的障害者を含むオーストラリアの団体も招待する。
そのほか、フィリピン、シンガポールや、インド、バングラデシュ、ネパールなどのアジア諸国、ウガンダ、ジンバブエなどのアフリカからの招待を決定した。
また、ヨーロッパからは、フランス、アイルランド、旧東欧のベラルーシ、リトアニア、スロバキア、ブルガリアからの質の高い劇団が参加する。そのほか、アメリカ、キューバ、オランダ領アルバなども参加を予定している。
国内からは、県内一団体のほか、国内人形劇団四団体と、オーディションで選ばれた子供たちによるオープニング公演を行う。
セミナー、ワークショップも予定
演劇祭では、子供たちへの演劇教育を重視、演劇指導者を対象として、劇評を中心とする海外講師によるセミナーや、参加した子供たちを対象として、芸術指導と交流を兼ねた絵画、書、邦楽、日本舞踊、ダンス、演劇などのワークショップを実施する。
過去の世界こども演劇祭に参加した子供たちや保護者も事務局に参加して、新たな出会いを楽しみにしているが、お互いの芸術的刺激と心の通った交流を通して、二十一世紀に活躍する子供たちが、芸術文化を愛好する心を育む事業となるよう準備を進めている。
将来を託する世界の子供たちのために、それぞれのドラマを演じてお互いの文化に接し、理解を深め、親しみ、友情を育む機会を提供することによって、この演劇祭の目的が達成されることを願っている。
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