【「第8回ふるさとイベント大賞」部門賞(文化・交流部門)

      シロアト
近江中世城跡琵琶湖一周のろし駅伝(第2回)

【自治体名】
         マイハラチョウ
滋賀県坂田郡米原町(人口12,345人)
【主催団体】 近江中世城跡保存団体連絡会(近江のろしの会)
【開催日】 平平成15年11月23日
【開催場所】 滋賀県内の山城跡(全23箇所)
【観客動員数】 1,000人
【イベントの概要】
 城跡の保存活動に関わる滋賀県内の各市町の住民団体が一致団結し、県内の城跡23箇所を「のろし」で信号伝達して琵琶湖を一周するという、全国でも類を見ないイベント。県下には1,300箇所もの中世の城跡が存在するが、その多くは地域住民に知られることなく里山に眠っていることから、身近な城跡の歴史文化資源としての価値に気づき、まちづくりに活かすきっかけとなることを目的として開催するものである。各地点では肉眼で前の山城跡からの白煙を確認した後、のろしを上げ、次々にリレーした。また、2回目となる今回は、のろし駅伝の実施と合わせて、山城跡へのウォーキングや「林業塾」の開催、昔の郷土料理のふるまいなど、地域住民向けの工夫を凝らしたミニイベントが各地で同時開催された。
主催の近江中世城跡保存団体連絡会は、前回ののろし駅伝参加団体などが集まって発足し、城跡を中心にしたまちづくりに取り組んでいる。積極的な活動が評価され、国史跡や県史跡などに指定される城跡も出てきている。
【評価のポイント】
 「のろし」で琵琶湖を一周するのろし駅伝を通して城跡に触れるという斬新な発想が際立っている。イベントは住民主導で企画・運営され、延べ500名以上のボランティアで支えられた。また、今回からは、エコツーリズムと城跡を融合させたイベントを各地で開催することにより、誰でも気軽に城跡とのろし駅伝に触れることのできる機会を提供するという工夫が見られる。
 イベントを実施する過程で城跡に関わる各市町の団体同士の交流や連携が深まっており、今後のまちづくり活動の広がりが期待できる。