【「第6回ふるさとイベント大賞」優秀賞】

松山・21世紀イベント「ことばのちから2001」(俳句甲子園は第4回)
【自治体名】 愛媛県松山市
(人口471,566人)
松山・21世紀イベント「ことばのちから2001」
【主催団体】 松山市・松山21世紀委員会
【開催日】 平成13年8月11日〜8月19日
【開催場所】 大街道ほか
【観客動員数】 100,000人
【イベントの概要】
 松山市は、正岡子規の出身地であり、夏目漱石の「坊ちゃん」など有名な小説の舞台となるなど文学的土壌に恵まれている。同市では「ことばのちから」を21世紀の新たなまちづくりのキーワードとして、21世紀に残したい、贈りたい"ことば"をテーマとしたイベントを行っている。本イベントは「ことばのちから2001」と総称し、4つの事業から構成される。@「ことばの展覧会」は、21世紀に残したい言葉を募集し、1万2千の応募作品の中から優秀作品を大凧やカルタにして商店街に展示した。A「俳句甲子園」は、商店街及びデパート内の特設会場で、全国の高校生5人編成24チームが俳句とその批評を競うトーナメントを実施した。B「踊ることばのパフォーマンス」は、バナナの叩き売りや即席漫画教室、紙芝居、腹話術、ゴスペル、居合抜き等、ことばのパフォーマーを市民から募集、市民とともにことば文化を発信した。C「真夏の夜のことばと音楽あそび」詩人谷川俊太郎率いるバンドが「ことばのちから」をテーマにコンサートを行った。観客は、市民と俳句甲子園の参加高校生で、俳句甲子園の敗者復活戦のお題を兼ねる。
【評価のポイント】
 「ことば」をテーマにした4事業を有機的に構成したイベントであり、形をもたない「ことば」をイベントとして具体化する手法が、斬新で独創性にあふれている。特に「俳句甲子園」は、全国の高校生の参加、先鋒から大将までの1対1での対戦、ディベート形式など、他に例をみないユニークなものである。この事業は、青年会議所が主催で第4回目であるが、今回から会場をアウトドア形式として市民が自由に見られるようにした点も優れている。
同市では、以前から県などとともに、言葉や文学をテーマとしてイベント等に取り組んでおり、「ことば」と関連の深い歴史を十二分に活用した、地域に根付いた取組みが高く評価できる。


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