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| 事例7 千葉県四街道市 | |||||||||
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| プレーパーク運営事業 | |||||||||
| 地域がみまもる「四街道 プレーパークどんぐりの森」 |
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| 〜協働が築いた自然の中の冒険遊び場〜 | |||||||||
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| ●データファイル | |||||||||
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プレーパークとは、プレーリーダーという子どもたちの視点に立った見守り役とともに、自然の素材を使って、自分のしたいことを実現していく屋外の遊び場で、冒険遊び場とも言われている。1940年代にデンマークで発祥し、日本には1970年代に紹介された。 四街道市のプレーパーク活動は平成12年、近隣に在住していた住民がプレーパーク活動に触れ、「四街道にプレーパークをつくろう」をキーワードとした講演会やワークショップを環境保全や子育ての住民団体とともに実施したことに始まる。20名程度の有志の参画を得て、平成13年2月4日には、四街道市総合運動公園にてはじめてのプレーパーク活動を開催。ミニコミ誌やチラシでPRしたこともあり、地域の新聞にも取り上げられ、参加費を必要としたにもかかわらず、100名以上が参加。「四街道にプレーパークをつくる会」の活動が始まった。
こうしてスタートしたプレーパーク活動は、プレーパーク活動の全国組織である、日本冒険遊び場づくり協会からの情報提供を受け、日本生命財団や四街道市生活クラブ生協などの様々な民間団体からの支援を活用しながら、参加者からの参加費とメンバーの熱意に支えられ、地域の公園などで月1日程度の活動を続けていたが「子どもたちが自発的に、自然の素材を使って、自分のしたいことを実現する」という考え方に、合致しない点があるのもやむを得ないことだった。 この状況を打開したのは、行政との協働施策だった。平成14年11月、千葉県は「NPO立県千葉」の実現に向けて千葉県NPO活動推進指針を策定。これに基づき翌15年、県・市・NPOなどの市民団体の3者による協働のモデル事業として、四街道市「ともに築く地域社会」提案実施事業を実施した。これは、団体が主体となって活動を進めていく上で現状の課題は何か、他団体や行政、関係機関との連携をどう築けていけるのかを、団体の具体的な活動を通して、県・市・団体が一緒になって考えていこうというもので、「四街道にプレーパークをつくる会」もこの参加に応募。本来求めている活動場所の確保を現状の課題として、解決に向けた活動を開始した。
これまで日常の活動を支えていたのは、「どんぐりの森」のメンバーによるボランティア活動だった。活動にはメンバーの誰かがプレーリーダーとして参加していたが、メンバーたちもみな専門知識があるわけではなく、活動回数の増加によって負担も急増。ここでも、行政との協働施策が活用された。プレーパーク活動の有効性の高さに着目した千葉県が、次世代育成支援行動計画の中で「まっ白い広場事業」として、プレーリーダーの確保などに必要な経費を助成することにしたのである。四街道市もこれに迅速に呼応。県と市から、活動経費のほぼ全額に加えプレーリーダー2名を確保できる経費として、年間200万円にのぼる助成が実施されることとなり、平成17年度には、プレーリーダーが週2日常駐する活動へと拡大し、「どんぐりの森」は当初の目的に大きく近づいた。
「どんぐりの森」では、2人の専属プレーリーダーと従来からのボランティアスタッフにより、親子連れ乳幼児向けの「こびとの丘」を週1回、就学児向け「放課後プレーパーク」を週1 〜 2回、クラフト教室を2週に1回と、土曜日のプレーパークを月1回実施。月平均で10日前後の活動に平均600人程度の参加者を得て実施している。 「こびとの丘」は、乳幼児の遊び場、自然とのふれあいの場としての役割のほか、保護者たちの情報交換、仲間づくりの場となっており、親子共に孤立しがちな子育て環境の改善に大きな役割を果たし、親子の仲間づくりの場である「つどいの広場」に屋外実施による効果が加わったものとなった。また、「放課後プレーパーク」は単なる自然と触れ合う遊び場としてだけではなく、放課後自宅に保護者がいない家庭のための児童・生徒の居場所作りにもなっており、こちらも「学童保育」と同様な効果をあげている。土曜日も毎月開催されることにより、父子にもふれあいの機会の提供につながり、参加者の評判は非常に良い。 これらの活動は、親子それぞれが世代間で交流することができ、子どもたちは自然に年下の子どもの面倒をみるようになり、保護者たちは上の世代の保護者たちに育児の相談をすることができる。また、森は近隣住民の憩いの場として、子育てを終えた世代も子どもたちを見守り、共に遊ぶことにより、伝統遊びや子育ての智恵の継承、高齢者の生きがいの形成や地域コミュニティ形成に貢献している。 こうして、以前はどこにでも見られた、「自然の中で地域の子どもを地域全体が見守り育てる」という環境が、ここでは再構築されている。
継続とさらなる展開のために
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| データファイル | |||||||||
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| ◆四街道市健康福祉部児童家庭課 只野さんのお話 | |||||||||
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当初は、公園や里山を活用するボランティア団体の活動として認識しており、子育て支援活動という認識はなされていませんでした。市では、平成16年度に次世代育成に関する行動計画を策定しましたが、当時屋外の活動はあまりなく、屋外活動の新しい核になるものを探していた際、この活動にふれ、子育て支援施策として素晴らしい取り組みになるのではと感じました。 ○取組みの中で苦労した点は? ○直接的な助成以外にどのような協働をしていますか? ○どのような効果がありましたか? |
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| ◆「四街道プレーパークどんぐりの森」代表 古川さんのお話 | |||||||||
自分たちの子ども時代に比べ、子どもが自発的に自然と触れ合うことができる機会が少ないことを感じていました。プレーパークの講演会を聞き、遊びが子どもと自然を結びつけることを知ったので、近隣で環境保全活動に関わっていたこともあり、様々な団体のみなさんとボランティアでプレーパークを始めましたが、公園では子どもたちが火を使ったり、穴を掘ったり、木に登ったりすることができず、公園を管理する方といろいろと話し合いました。参加費を頂くと、参加できない子どもたちもいて、なかなか思ったとおりの活動をするのは難しい状態でした。 ○このプレーパークの特徴は? |
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| ◆「どんぐりの森」に来ている住民の声 | |||||||||
| ○「どんぐりの森」にきたきっかけは?また、きた感想は? 友達に誘ってもらったり、チラシを見たりしてきました。市の広報に載っていたり、市の施設にチラシがあったり、行政が関係していると思うと安心です。 来るのは毎週の日課になっています。公園は既存グループが出来ていて新参者は入っていけない雰囲気がありましたが、ここでは子どもの遊びに保護者がついていくと、一緒についてきた保護者が自然と声を掛け合える雰囲気があります。プレーリーダーさんや他のお母さんたちのお陰で、自分の子どもに付きっ切りでなくても良いためほっとできるし、子どもも創造性ができて家でも一人で遊びを思いついて遊べるようになりました。 |
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