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「官から民へ」という流れに沿い、地方自治法が改正され、平成15年9月から、多様化する住民ニーズにより効果的、効率的に対応するため、民間の能力を活用しつつ、住民サービスの向上を図るとともに、経費の削減等をめざす指定管理者制度が導入されました。この制度により、公の施設の管理について、従来、公共団体や公共的団体などに限られていた管理委託の対象が広がり、民間事業者等による管理も可能となりました。
全国の地方公共団体においては、既に制度導入のための取り組みが始まっており、多くの施設において、指定管理者による管理運営も行われています。
そこで、当センターにおきましては、各都道府県にご協力をいただき、全国各地で導入が始まっている指定管理者制度の事例を収集いたしました。本書はそれをとりまとめたものであり、各地方公共団体の担当者の方々が指定管理者制度を導入し、管理運営をすすめていく際の参考にしていただくことを目的としています。
本書では、各都道府県からご推薦いただきました事例の中から、199事例の紹介を行っております。その中でも、施設の態様などを考慮しながら、とりわけ先進的・代表的な9事例を「特集9事例」として、現地取材を行い関係者の方々の生の声を取り上げました。また特に参考になると思われる50事例を「本編全国50事例」とし、関係する地方公共団体の担当者の方々に制度導入までの経緯、課題や苦心談等をご執筆いただきました。その他の140事例に関しましては「資料編」として巻末に掲載いたしております。
本書が、公共サービスの新しいかたちとして指定管理者制度の導入に取り組まれる地方公共団体の方々をはじめとし、関係の皆様のご参考になれば幸いに存じます。
最後になりましたが、本書の制作にあたり、ご協力をいただきました皆様方に厚く御礼申し上げます。
平成17年2月
財団法人 地域活性化センター
理事長 小 林 実
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