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| 栃木県 上三川町 | |||||
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| 児童の成長を願い、保護者が障害児学童保育館を運営 | |||||
| 上三川町障害児学童保育館 | |||||
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| ●自治体Data | |||||
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上三川町障害児学童保育館「たけのこ」(以下「保育館」とする)は、養護学校へ通う児童の放課後の保育と自立に向けた訓練の場として、また保育中における保護者の負担の軽減をねらいに、平成16年10月に開館した。建物は軽量鉄骨造、平屋建て、面積は105.25m2で、室内は段差のないバリアフリー構造となっている。 保育館は月曜日から金曜日の午後2時から午後6時まで開館し、夏休み期間中などは午前9時から開館している。 町では、行財政改革の関係上、新たな施設を直営で行うことが困難であり、当初は委託という形態を検討したが、地方自治法の改正に伴い、新たに指定管理者制度が創設されたことから、指定管理者による保育館の管理を導入した。 障害児の保護者の団体が指定管理者に 指定管理者の募集は公募により行い、その際に5項目の選考基準を設けた。2つほど紹介すると、 (1)障害児に対する深い理解と愛情を持って接し、学童保育の運営に強い意欲があり、将来にわたって安定した管理運営を行えるものであること、(2)障害児の保護者などからの相談に応じ、適切な助言指導が行えるものであることとした。 保育館にどういう団体や法人が応募してくるのかわからない点があったが、応募は養護学校へ通う知的障害児の保護者が中心となって設立された団体であるスイートピーの会の1団体のみであった。団体の性格からして前の2つの選考基準は十分にあてはまるものであったが、施設の管理経験がない団体が本当にやっていけるのか、赤字になってスイートピーの会そのものが活動できなくなるのではないかという心配があった。しかし応募にあたって提出された運営計画書を検討し、団体との面接を通して、しっかりとした考え方が分かり、そのことは障害児の育成を願ってスイートピーの会がこれまで行ってきた歩みが物語っていた。 利用者の声、思いが反映された保育活動 保育館の管理運営は、町からの年額480万円の管理費と利用者からの利用料金により行われている。少しでも財源を確保しようと、福祉の心を広げる事業を行い、わずかではあったが臨時収入を得た。17年度は保育館周辺の住民の協力により廃品回収を行い臨時収入を得た。備品購入、大規模な施設修繕については町が負担することになっていて、事実上、指定管理者は保育のために直接必要な経費の支出を行えばよいことになっている。 保育館には4人の指導員が常駐し、保育プログラムの作成から、ボランティアの協力依頼、施設の管理を行っている。利用希望は事前に保護者から指導員に提出され、保育の割り振りを調整している。 定期的に職員会議、運営委員会、保護者会を開催し、一人ひとりの児童がのびるための保育プログラムや保育館の運営について話し合いを行っている。 保育館の近くには地区公園と中央公民館があり、散歩を通した学習、公民館のプレイルームの遊具を使った遊びの工夫など、保育館での活動とともに、多彩な保育プログラムを行っている。 課題は財源の確保 経営経験がない障害者の保護者の団体が中心となって運営されている保育館は、指導員とボランティアによる献身的な保育、利用保護者の全面的協力と理解、地域のあたたかい見守りに支えられ運営されている。 町からの管理費のほとんどは人件費に充当され、赤字にならないよう、平成17年度は夏休みの開館日を20日間に制限するなどで対応した。保育館の目的からしても、休館日以外は開館できるよう、財源の確保が課題である。 現在養護学校の送迎バスは役場を停留所としているので、役場から保育館までワゴン車を使って送迎をしている。利用児童数が増えた場合、児童を役場に残すわけにはいかないので、送迎手段を検討しなければならない。送迎バスが保育館に横付けできれば、事故の心配がなくなることから関係機関に要望を続けたい。
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| 自治体Data | |||||
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