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| 山形県 鶴岡市 | |||||
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| 癒し!楽し!おいしい!もてなし溢れる足湯カフェ | |||||
| 温海温泉活性化施設 (愛称:足湯カフェ「チット・モッシェ」) |
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| ●自治体Data | |||||
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日本の多くの温泉地同様、温海温泉の観光客は平成2年をピークに徐々に減少し、平成15年度は最盛期の7割にまで落ち込んだ。これと歩調を合わせ、廃業する旅館や飲食店、商店が相次ぎ、観光地の賑いが急速に失われていった。 「街の魅力をつくってこなかった事が温泉街衰退の最大の原因」という学識経験者からの指摘を契機とし、「そぞろ歩きを楽しめる温泉街」の創出をスタートさせた。その一環として平成16年、温泉街の中心部に位置する町有(当時)施設(旧民間企業保養所)を利用拠点施設として改修することになった。 従来型の公営観光施設は、往々にして施設利用者の視点に立った十分なホスピタリティ(もてなしの心)が不足しがちである。そこで、民間の能力やノウハウを管理運営に活かすことにより、日々のきめ細かな工夫やサービスの向上あるいは施設の管理運営経費の節減を図ることを目論んで、指定管理者制度を導入した。 「施設を作ること」が目的ではなく、「魅力ある施設にすること」が重要 施設のコンセプトに、 [1]温海温泉への来訪動機ともなるような魅力的な施設とすること。 [2]人が集まり楽しむことで通り全体に活気をもたらす施設とすること。 [3]民間のお店作りに刺激を与え、模範となるような施設とすること。 [4]地域紹介や観光情報の発信などを通じ温海温泉理解のきっかけとなること。 を据え、建物前面をウッドデッキとし足湯を設け、オープンカフェスタイルで飲食の提供も行う施設としている。 つまり、指定管理者に対しては、単なる施設の維持管理だけではなく、観光客や地元住民が楽しむ・くつろぐ魅力ある空間、施設とするハイレベルの管理を求めることとした。 募集にあたっては、これら施設の位置付けや目標、概要を明示しながら、インターネットや庁舎、地域公民館において募集を行った。結果、県内の2社より応募があり、書類及び面接審査を実施しながら、この温海温泉地域の取り組みを十分理解し、細かな要求に対しても柔軟に対応できる会社を指定管理者として指定した。 「もてなしの気持ち」は、形にしないと伝わらない 指定管理者は、市も出資する第三セクターであり、道の駅などの管理運営をおこなってきた実績があるが、ここでは、従来の公共施設とは違う、観光拠点にふさわしい、もてなしの気持ちが溢れる施設づくりを目指してもらっている。店内の設えについては専門家の指導を受けながら、展示台や棚のひとつひとつからレイアウト、照明まで十分吟味するなど展示品をより魅力的に見せる工夫を施している。 飲食についても「知恵で勝負」と他にはない季節に応じたメニューを提供するなどお客を惹きつける努力も怠ってはいない。飲食の提供には、民業圧迫という心配も潜んでいるが、施設を魅力的することが新たな来訪を促し、地域全体が賑やかになることで、結果として民業の支援に繋がっていくはずである。 また、お客に対する「ホスピタリティ」を表現する装置として、季節の花や大小のメッセージボードなどを玄関前にふんだんに配置し、施設への誘い込みを図るとともに、沿道の雰囲気向上にも寄与している。 生まれ変われるか、温海温泉 地域紹介スペースにギャラリー、足湯、オープンカフェなど観光施設と休憩・飲食施設が一体的に整備されていることから、展示の見学や観光情報を目的に訪れる無料客と飲食をする有料客が同じ空間に混在することになるが、その両者の対応や施設全体の管理を同一に行うことにより、合理的な経営管理が可能となっている。また、利用者の要望やより良質なサービス提供のための改善点については、民間の迅速性を発揮して直ちに対応するなど、行政の弱点を補っている。観光施設では、曜日や季節によって繁忙の差が大きいが、人的な対応においてもより弾力的な運営が行われている。 平成17年4月29日のオープン以後、平日・休日を問わず多くの人がこの施設を訪れている。特に、口コミや地域情報誌での評判を聞きつけてくる女性客も多い。それにより、温泉街を行き交う観光客の姿も目立ち始め、このエリアだけでもにぎわいが戻りつつある。しかしながら、施設の完成度としては決して高くは無く、今後もレベルの向上を図り、温泉街活性化の中心的施設として地域の期待に応えながら、温海温泉再生の起爆剤になって欲しい。
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| 自治体Data | |||||
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