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| 熊本県 上天草市 | |||||
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| 心地よい安らぎのひとときをあなたに | |||||
| 上天草市交流センター「スパ・タラソ天草」 | |||||
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| ●自治体Data | |||||
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当施設は、当市における健康づくりと交流の拠点と位置づけ、健康増進と交流拡大による地域の活性化と地方と都市の交流連携による地域産業の伸展を図る目的で建設されたもので、タラソテラピー(海洋療法)と天然温泉を併せた国内でも数少ない癒しと健康の複合施設である。人間の体温程度に温めた海水の中で14種類のアトラクションが楽しめる温海水多機能プールや海草パック、アロママッサージを持つタラソテラピー施設と眼下に海が広がる3種類のサウナを含む大小浴場、露天風呂、家族風呂を持つ温泉施設がある。 平成16年3月31日に4町合併により誕生した当市は、新市建設計画に基づき様々な事業を進めているが、最小の経費で最大の効果をあげるため事務事業の見直しを含め行政の効率化を図っている。当施設の指定管理者制度導入については、どのような管理方法が施設を最大限に有効活用できるか、利用者に質の高いサービスを提供できるか、また経費の削減が期待できるかなどを総合的に判断し決定したものである。 特例を適用し、第三セクターを指定管理者候補に選定 当市には複合施設が多く、設置部署、管理部署及び利活用部署が複雑に混在している。このため指定管理者制度の導入に当たっては市の一貫した方針のもとで調整、推進する必要があることから「通則(分離)条例方式」により、指定手続条例を施行した。 指定管理候補者選定に当たっては、当施設が平成16年10月のオープンで緊急を要したため公募制をとらず選定委員会で候補者を選定、指定手続条例で規定する指定管理候補者の選定の特例を適用することとし、既に市の物産館を管理受託している第3セクターが選定された。選定においては、地元農協、漁協、酪農組合の各種団体が出資するなど地元住民との結びつきが強いこと、また物産館の経営において好成績をあげていること、さらに今後の事業計画の内容から指定管理候補者として適当と判断されたものである。 地域との連携を強化し、安定的運営を目指す 当施設の指定管理者に選定された「株式会社 おおやの」は、平成12年設立の第3セクターである。資本金は5,000万円で、JA、漁協、商工会、酪農組合などが出資している。市の出資は3,600万円で、出資割合は72%となっている。当施設のほか、平成12年10月オープンの市の物産館を管理運営している。 当施設の職員は合計31名で、支配人、総務経理係、調理師、セラピスト、パート職員などで構成されている。施設の運営においては、市からの委託費の支払いはなく、施設利用料金の収入で運営している。将来にわたり安定的運営を図るため、各種団体への営業活動をはじめ、観光関係機関及び保健事業推進のため市保健課との連携を強化している。さらに会員制度や無料体験の実施、市のイベントとの連携、レストランの宴会プランの充実、職員研修や企画会議の実施による接遇の向上及びサービスの充実などで集客促進を図っている。 健康づくりと交流の拠点として各種事業に活用 当施設はオープンと同時に指定管理者制度導入による運営となり、平成17年9月で1年が経過した。1年間の利用者数は204,345人と20万人を突破し、多くの利用者に喜ばれている。さらに月報によると徐々に増加傾向にある。特にタラソテラピーの施設利用者が急増しているが、これは近年流行の癒しや健康志向が反映されているとともに、実際の効果が利用者により口コミで広がっていることによるものと思われる。また、指定管理者の「株式会社 おおやの」は、市の物産館を管理運営しており経営的に好成績をあげているが、その経営のノウハウが当施設の経営に活かされていることも大きな理由の一つと考えられる。当施設と物産館は隣接していることから相乗効果により集客力が上がり、周辺地域の活性化にもつながると思われる。 今後は、当施設で既に医療費の抑制を目的に市の保健事業として健康教室を実施しているように、行政各部署をはじめ各種団体と連携しながら、健康づくりと交流の拠点と位置づけた当施設を各種事業に積極的に活用していくことが重要であると考える。
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| 自治体Data | |||||
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