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| 鳥取県 鳥取市 | |||||
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| 日本海から鷲峰山までぐるり一望 | |||||
| 浜村温泉館 | |||||
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| ●自治体Data | |||||
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浜村温泉館は、廃業した民間経営の入浴施設を平成14年度に当時の気高町が競売で取得したものである。その背景には、衰退していく浜村温泉街に観光客を取り戻すことにあり、行政主導で行おうとしたものであった。 入浴施設は、78段の階段を上ったところに男女大浴室と露天風呂があったが、障害者や高齢者には支障をきたすこともあり、平成15年度末に階段を利用しないバリアフリーの露天風呂つきの男女浴室と家族風呂それぞれ2室ずつ増築した。町直営で経営するなかで、民間が持っている経営感覚またノウハウを活用することにより、利用者へのサービスと経営安定を図る必要に迫られ、指定管理者制度の導入を考えるに至った。 町の「観・商・工・農」若手経営陣集結! 平成16年2月に指定管理者の募集を行った。鳥取県知事より認証された特定非営利活動法人気多の櫂(けたのかい)を選定し、議決を得る。3月30日に協定書の調印式を行った。構成員は気高町内の若手経営者12名で、企業経営者として経営戦略を発揮するとともに、地元の人々との共生を図りながら、地域の活性化を推進し地域経済の発展に貢献することを目的としている。指定期間は、経営状況や戦略を考慮して、平成16年4月1日から平成19年3月31日までの3年間とした。 地域資源を最大限に活かし、利用者に喜ばれるサービスを! 気多の櫂の構成員は鳥取市気高町内の若手経営者12名で、そのうち1名が支配人として施設に常駐し、理事長、理事とともに管理運営にあたっている。スタッフは支配人を含め正社員5名、パート3名、アルバイト10名の計18名である。すべて地元住民で、うち1名は身体に障害のある職員を受け入れている。 イベントでは利用者に山陰特産の「カニ汁」を無料で振舞ったり、9月には敬老事業として65歳以上の利用者を対象に420円の施設利用料を100円にし、また、川柳大会の会場として場所を提供したり、子どもたちのぬりえ作品を展示するなど、地域住民だけでなく観光客に対しても積極的に事業を展開している。さらに、施設内で食堂を経営し、地産地消を目指したメニューを提供している。施設の収入の主なものは、施設利用料、食堂・自動販売機の売上料金、鳥取市からの運営委託料である。 「また来てもらえる施設」を目指して 町直営で管理運営していた1年間と、制度導入後を比較すると、浴室の増改築があったことなど状況が変わっているが、施設の利用者は56,000人から72,000人となり16,000人の利用増となった。今後とも新たな、また自由な発想で、さらに利用者の増加を期待している。 1年目にあたる16年度には、レジオネラ対策など予測していなかった出費もあり、赤字決算となったが、日々の利用者は徐々に増加しており、収支バランスは良好になっていくと推測している。今後、リピーターを如何に増やし新規顧客を惹きつけていくかがこれからの地域活性化への足がかりとなるので、この施設を核として、町内だけでなく、鳥取市一円での魅力あるメニュー作りに取り組んでいきたい。
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| 自治体Data | |||||
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