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| 泉げんきセンター 〜生きがいとゆとりの出逢う地域の里〜 |
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| ●自治体Data | |||||||||||||||||||||||
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昭和17年、当時医療機関の乏しかった泉地区に県立診療所として開設され、昭和33年の市制施行に伴い市国民健康保険泉診療所となる。 年間の延べ患者数は昭和49年の55,000人がピーク。しかし、平成11年においては、延べ7,300人とピーク時の13%にまで落ち込んだ。 その要因は、自家用車の普及、同地区、市内に開業医が増えたことが原因で、徐々に患者数が減少していったものである。 また、それに伴い収支も悪化し、平成に入ってからは、国保事業勘定から繰り入れを行っており、平成11年度には、1,700万円を補てんした。 このため、市は平成12年8月に地元住民、関係団体代表による同診療所の存廃に関する検討委員会を設置するとともに、国保運営協議会などに諮問をし、検討委員会、国保運営協議会ではそれぞれ、今後さらに収支が悪化すると予想されることや、へき地医療としての役割が希薄になってきたことから、廃止はやむを得ないとの結論により、廃止する方針を固めた。 新たな旅立ち 『跡地の有効利用』について、地域住民側からの要望により、市は、跡地検討委員会を新たに立ち上げた。 跡地の有効利用を探っていた中で、少子高齢化に対応できる施設が望ましいのではないかという結論に達し、高齢者及び児童の複合施設の整備に取りかかった。 旧診療所施設は、鉄筋コンクリート二階建て、敷地面積約1,630゚。診療棟を改修し、一階部分を介護保険制度が適用にならない高齢者が集える空間として開放、二階部分を共働きの家庭などを対象にした学童保育施設として整備を進め、矢板市内では、初めての高齢者と子どもたちとの複合施設『泉げんきセンター』として平成14年4月にオープンした。 オープン当初、思うように利用者数が伸びず、4月の1ヶ月間の利用者数は、189人と非常に少なかったが、このような状態をなんとかしよう… …という思いから、近所の高齢者に気軽にお茶のみに来てください!!という言葉を持ちかけていった。 その影響か、利用者からの口コミからか、友達を誘って来てくれるようになっていった。 小さな施設にあふれる笑顔 また、利用者と職員が一同になり、行事などの検討を行うようにした。 そうすることで、高齢者が喜んで参加できる行事、例えば、剣舞、健康体操、健康相談、七夕まつり、月見だんご作り、クリスマス会、忘年会、新年会、新春ゲーム大会、豆まき、誕生会、ふれあい交流会、エレクトーンに合わせて歌いましょう、竹細工などの伝承活動が取り入れられ、利用者数がますます増加していった。 平成14年5月には383人、6月には500人となり、年間で5,010人となった。 平成15年には、年間6,627人となり、3年目の現在は、安定した利用者数を確保している。 明日に向かって 核家族化、兄弟数の減少などにより、家庭、地域において尊敬、信頼、思いやりなどの感情生活の経験の場や、高齢者と子どもたちとの交流の場がなくなってきている。 子どもたちが高齢者とふれあうことはとても大切なことであり、そういった場の提供は、子どもたちが、年長者への尊敬や思いやりなどの心の芽生え、人格の形成とそこからあらわれる表現力を生き生きと発達できることに繋がっていくと考えられる。 また、高齢者においても、子どもたちに実際に経験したことを教え、伝えることにより、閉じこもりが減少されるとともに、介護予防となり、結果、楽しく生活が送れるようになる。 これらのことから、今後、高齢者が生涯を健康で明るく活力を持ち、地域の子どもたちとのふれあいを通して豊かさとゆとりの実感できる拠点として、また、学童保育の子どもたちに適切な遊び場、交流の場となるよう、高齢者と次代を担う子どもたちが生き生きと過ごせる施設づくりを目標にしていきたい。
自治体Data
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