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| アイバッセ 〜街なか観光の推進に寄与するテナントミックス〜 |
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| ●自治体Data | ||||||||||||||||||||
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本市の中小小売商業高度化事業構想(TMO構想)を策定するにあたり、商店主など地域住民の参加により、「まちづくりワークショップ」及び「まち歩き調査」を行い、各商店街の可能性を発掘してきた。その過程で、いくつかの商店街で示されたのが、井戸端会議の場であったり、時には子供の遊び場にもなった貴重な生活空間であった路地の開発・整備を行い、商店街(通り)に回遊性を持たせ、魅力的な歩行者空間を演出するという考えであった。 これを受け、路地の測量や地権者との交渉などを実施し、それぞれの商店街との協働のにより、構想の具現化について検討したところ、七日町の路地裏の活用が可能であるとの判断に至り、ヨーロッパの路地裏を思わせる心安らぐ空間というイメージに基づき、「七日町ローマン小路」を整備するとともに、路地の賑わいの中心として、平成14年4月27日に七日町テナントミックス「アイバッセ」がオープンした。 非日常性のある商業集積をめざして 七日町通りにおいては、七日町街並みづくり協議会や地域住民が主体で実施している“大正浪漫調”のまちづくりというコンセプトに基づき、店舗のファサード整備など非日常性のある景観が整備されつつある。 本事業では、七日町ローマン小路の整備とあわせ、大正浪漫調のコンセプトに基づいた商業集積の実現するテナントミックスにより、まちなか観光を推進することを目的としており、約200゚のフロアに、骨董や、純そばが食べられる飲食店など、非日常性を感じさせる商品を扱うテナントが入居している。 地元まちづくり団体の七日町まちなみ協議会では、地元のイベントを七日町ローマン小路において開催するなど、魅力的な歩行者空間づくりを推進している。しかしながら、建物が奥まったところに立地しており、メインの七日町通りからも分かりにくいこともあり、オープン当初は全区画でテナント展開していたものの、撤退するテナントが出てくるなど、営業面では苦戦している。 オープン年の歩行者通行量が増加 アイバッセがオープンした平成14年度に会津若松市が行った商店街の歩行者通行量調査では、調査直前にリニューアルしたJR七日町駅や、その構内にオープンした会津地方28市町村のアンテナショップと喫茶コーナーを併設した「駅Cafe」の効果もあって、前年の平成13年において、1,285人であったものが、2,021人と約1.5倍に増加した。オープニング効果が薄れた現在においても、休日に1日約1,600人の来街者が訪れ、まちなか観光の通りとしての認知度が高まっている。 また、アイバッセのオープンと前後して店舗の修景を行ったり、景観にマッチした店舗展開を図ったりするところも多く、さらに街なか周遊バス「ハイカラさん」が運行を開始し、鶴ヶ城、飯盛山など本市を代表する観光施設と、七日町通りなど街なか観光施設を周遊する体制が整い、街なか観光エリアとしての七日町通りの魅力向上を促す効果もあった。 街なか会津ブランドの情報発信基地として アイバッセが魅力的なテナントでいっぱいになり、多くの人々が訪れるためには、表通りからは分かりにくいという、路地裏の商業面でのデメリットが払拭されることが必要であり、そのためには、七日町ローマン小路全体がひとつのイメージに基づいて建物の修景などがなされ、通りの一体感が醸成されることが重要である。 折しも、アイバッセの南側、七日町通りからの導入部分に立地する倉庫を改修し、会津地域の地場産品を一堂に集めるとともに、伝統工芸士による会津漆器の工房と体験教室、会津の地酒のワンショットバーのある「会津ブランド館」が平成16年9月28日にオープンし、七日町ローマン小路の魅力がさらに高まっている。 今後は、会津ブランド館をはじめ、七日町通りも含めた周辺の店舗との相乗効果により、会津七日町ローマン小路の魅力を高め、街なか観光を推進していく。
自治体Data
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