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| 市民参画支援センター 〜「動き出した 手づくりの市民活動拠点」〜 |
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| ●自治体Data | ||||||||||||||||||||
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半田市では、平成12年9月、大規模校化していた半田小学校の分離・新設校として、市内で13番目の小学校である「さくら小学校」(平成15年4月開校予定)の建設が決定された。この決定により、半田小学校では、学級数が28から16へ減少し、結果として生じる「空き教室」の有効活用が課題となった。 このため、平成14年7月から「空き教室利用調整検討会議」により、有効活用策について検討を重ねた結果、平成15年2月、半田小学校の9つの空き教室を、学校施設から転用し、市民団体の活動拠点や地域との交流の場として活用を図るための「市民参画支援センター」を設置することに決定した。 市民参画支援センターは、平成15年4月に機構改革で誕生した「市民参画課」が行政財産として所管し、利用を希望するNPOなどとのヒアリングを始め、学校教育施設との共用となることから、センターとしての利用について、小学校のPTA及び教職員への理解促進を図った。平成15年10月、こうして既存の小学校の一部に「同居」する新しい形の活動拠点がオープンすることとなった。 「小学校の中での手づくりの活動」 市民参画支援センターは、半田小学校の北・中・南棟の3つの校舎のうち、中棟東端の1階から3階の各階3室、合計9つの教室からなっている。平成16年9月現在、6室を5つのNPOなどが利用し、3室が市の防災倉庫として使用されている。 センターには、専用の出入口が設けられているが、校舎の中で通常の教室部分と遮断されておらず、廊下やトイレなどは小学校との共用となっている。 このセンターの大きな特徴は、既存の小学校の中に活動拠点があるだけでは無く、専用の出入口、電気配線などの最低限の基盤整備以外は、利用団体が自らの手で教室内部を整備していくという、いわば「手づくりの活動」にある。 また、共益費(廊下、トイレなど共用部分の光熱水費実費)、部屋で実際に使用した電気量実費、駐車場を占用する場合の使用料などについても、利用者負担の原則によって経費を徴収している。センター自体の管理も、利用団体と小学校と市が協力し、共同で管理していくための運営委員会を組織し、進めている。 「手づくりの活動から生まれたもの」 教室の内部は、利用団体が、自ら工夫を凝らして整備をする一方、基盤整備においても、改修項目の一部を愛知建築士会半田支部がボランティアで整備するなど、利用団体以外の人々の「想い」によっても支えられている。 こうした「手づくり」の整備や運営による活動は、利用団体同士の連携を深めるとともに、団体自身のモチベーションの向上に非常に良い効果を生んでいる。 その一例が、利用団体の企画・運営による「さんかくまつり」の開催である。 これは、地域の住民や小学校の児童、PTAなどに対して、利用団体の活動を紹介し、広く認知してもらうとともに、積極的に地域との交流を深めることを目的としたイベントである。オープンして間もない平成15年12月には、「第1回さんかくまつり」を開催し、多くの住民がセンターを訪れ、大盛況のうちに幕を閉じた。この「さんかくまつり」の成功は、地域住民との交流の契機となっただけではなく、各利用団体が活動していく上の大きな自信に繋がったのである。 「ここから広がる交流の輪」 オープンして1年あまりが経過し、その間、管理運営上は大きな問題は特に発生しておらず、各団体も積極的に活動を展開している状況にある。 学校側との関係についても、防災訓練を始めとする小学校行事への参加、PTAの視察の受け入れ、センター周辺の除草作業など、非常に良好であると言える。 平成16年9月26日には、「第2回さんかくまつり」が開催され、その反省会においても、さらに地域住民が参画しやすい取り組みの実施について建設的な意見が飛び交うなど、今後の市民参画支援センターから地域に向けた情報発信や交流の輪の広がりが大いに期待される。 今後の課題としては、市民参画支援センターが、あくまで「小学校の一部」であり「空き教室の活用」であるための整備の限界、例えば、障害者用トイレの充実、専用エレベーター設置に対して限られた予算の中でどのように考えていくかが問題である。
自治体Data
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