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| 加古川駅南ミニ市役所 〜空き店舗を活用した公共施設で中心市街地活性化〜 |
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| ●自治体Data | ||||||||||||||||||
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本市では、モータリゼーションの進展等を背景に、郊外型の大規模小売店舗やロードサイド大型店舗等が急激に増加した。一方、消費者ニーズの多様化などに伴い、既存の小売店等の集客力は低下し、とりわけ、本市中心市街地である加古川駅周辺では、商業機能の空洞化が著しく、中心市街地にふさわしい魅力ある商業空間を形成することが急務となっている。 そのため、加古川駅周辺に恒常的な集客を促がし活性化を先導する一つの機能として行政サービス施設を立地させることを考えた。 行政サービス施設の機能として、住民票等の証明書発行や諸手続きなどの窓口サービスの提供、ボランティア組織やまちづくり団体の活動スペースやその設立・育成支援機能、さらに、保護者の価値観や生活様式等の多様化から複雑化している子育てニーズに対応したサービスの提供などの機能を整備することとした。 愛称は「ミニ市役所」 加古川駅南に位置するJAビル(加古川市加古川町寺家町45番地)の空き店舗部分を活用し、8〜8(ハチハチ)サービスと称して、年末年始・施設点検日を除き、毎日午前8時から午後8時を基本サービス時間とした行政サービスを提供する、愛称「加古川駅南ミニ市役所」を整備した。 (1)1F「加古川市民センター」(平成16年4月5日オープン) 加古川駅周辺に設置していた既存の加古川市民センター、駅前市民サービスコーナーを統合し、早朝から夜間まで、また、曜日を問わず主要な窓口サービスを提供する。 (2)4F「加古川駅南まちづくりセンター」(平成16年4月5日オープン) 福祉コミュニティの形成及び発展を図る目的で設けられた財団法人加古川市コミュニティ協会が入居し、参画と協働のまちづくりを進める主体であるボランティア団体・NPO等の設立・育成を支援する。同センター内に各種団体が自由に活動できるスペースやセミナー室等を整備し、市民や企業等の会議や講座など幅広い利活用が可能である。また、同フロアに、市の各種相談業務、パートバンク、暴力相談所、兵庫県弁護士会法律相談などの各種相談機能を集積した。 (3)5F「加古川駅南子育てプラザ」(平成16年10月3日オープン) 愛称は「かこがわウィズプラザ」で、市の第3セクターである加古川商工開発魔フプロデュースにより、遊具を備えた子ども広場、児童図書室、玩具貸出コーナー、子育てサークル活動のためのプレイルーム、料理工作室などを整備した。 また、加古川市子育て相談センターも入居し、子育てに対する不安や悩みの相談に対応するなど、子育て支援の機能の充実を図っている。さらに、同フロア内には、駅前で働く親の子育てを支援するための民間託児所も入居している。 当施設においては、特に子どもに対する安全性確保に重点を置き、施設内の広場、廊下に監視用Webカメラを設置し、事務所内や指定するパソコンで確認できる設備を整備している。また、子ども広場のライブ映像をWeb配信し、家庭のパソコンやVODモバイルから、広場の利用状態が確認できるシステムも整備している。さらに、民間託児所において、ICタグ(電子荷札)による園児の連れ去り防止システムを設置し、センサーにより園児がある一定の範囲から出ようとするとブザーや保育士の携帯に連絡が入るシステムを整備した。 利用者は年間27万人を想定 ミニ市役所は、JR加古川駅からは徒歩5分、加古川駅がバスの発着地点でもあることから、公共交通機関の利用者が利用しやすい好条件地に立地していることや、8〜8サービスによる開所日の拡大、業務時間の延長で年間約2,000時間の業務時間が拡大されているなど、施設の利便性が高い。これらのことから、ミニ市役所全体の利用者を年間約27万人と想定しており、この波及効果による中心市街地の活性化を期待している。 具体的な利用状況については、1F「加古川市民センター」における4〜7月の4ヶ月間の取扱業務実績(件数)は、前年比で証明書発行が126.0%、公金収納が151.8%、申請・届出が240.3%と大幅な伸び率を示している。また、4F「加古川駅南まちづくりセンター」においては、会議室等の利用率が平成16年4月は9%であったのに対し7月は18%と、徐々にではあるが利用者も増加している。 目標は中心市街地活性化 10月3日に5F「加古川駅南子育てプラザ」がオープンし、ミニ市役所がフルオープンすることになる。今後は施設のPRに努めること、また市民ニーズにあった事業展開を図るなどにより、市民の利用がより一層活発に行われ、中心市街地活性化に寄与できる施設となるよう努力したい。
自治体Data
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